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南国リゾート沖縄とステーキの関係

ステーキATOP画像

「沖縄に行ったら絶対ステーキを食べて!と友人に言われた」「沖縄1000円ステーキを堪能~」「沖縄で最後の食事は空港でステーキ」など、SNSをのぞくと沖縄のステーキに関する書き込みがいっぱい。「とても柔らかくてナイフですっと切れました」「サラダ・ライス・スープが食べ放題で1980円!」など、おいしさと手頃さを皆さんが書かれています。

けれども、沖縄ビギナーの方は、「なぜ沖縄でステーキ?」とちょっとした疑問が浮かぶこともあるのでは? じつは沖縄とステーキの関わりは長く、その歴史は70年以上になります。現在のようなアメリカンスタイルのステーキが沖縄で食べられるようになったのは、第二次世界大戦後のこと。沖縄で初めてできたステーキ店は、「ニューヨークレストラン」という店で、1950年に現在の沖縄市で創業しました。

ジャッキーステーキ

レトロな雰囲気が魅力の「ジャッキーステーキハウス」は、1953年創業。ステーキだけでも20種類以上がそろうことで知られる「ステーキハウス88(ハチハチ)」は、1955年創業。これらのお店は、現在もステーキ店の老舗として営業を続けています。有名店だけでなく、個人経営の小さな喫茶店や街の食堂でもステーキのメニューがあるのが沖縄らしさのひとつで、沖縄では地元の人も気軽にステーキを楽しんでいるのです。ではなぜ、沖縄でここまでステーキが広まったのでしょうか?

ステーキ88

 

沖縄のステーキの歴史

沖縄のステーキの歴史はそのまま沖縄の歴史にもつながっています。 今年、本土復帰50周年ということで、1945年から27年間、沖縄はアメリカの統治下にありました。朝ドラの「ちむどんどん」で知った方も多いでしょうが、その頃、沖縄に旅行するためにはパスポートが必要で通貨はドル。その影響もあり、街中にはアメリカの軍人を相手にしたレストランやバーが多数ありました。
その中のひとつがステーキ店。なんでも、輸入牛肉に対する関税が低かったため安くて良質が肉が手に入りやすかったのだとか。もちろん、地元の人たちにもリーズナブルなステーキは人気で、ごちそうとして受け入れられていたようです。ステーキはその頃から身近な存在だったのです。沖縄で、飲んだ後の締めにステーキを食べる「締めステーキ」が習慣化したのもそんなことが関係していたのです。

この沖縄で広まったステーキ文化は、やがて本州へと伝わったといいます。沖縄は、日本のステーキ文化の発祥の地でもあったのですね。

エメラルド

全国1位の店舗数!

現在の沖縄には、約150店のステーキ専門店があります。人口10万人あたりのステーキ店の数は10.78店で全国平均の約3倍あるのだとか。人口あたりの店舗数の割合は、全国1位というのがすごいですよね。(2021年5月 ブルームーンパートナーズ株式会社調べ)

沖縄でステーキを食べるときに忘れないでほしいのが「A1ステーキソース」。やや酸味のある味わいは、赤肉ステーキにぴったり。食後も胃が重くならないと評判の沖縄のステーキ。今すぐにでも食べたくなりました?

A1ソース

オススメ店舗 webサイト

ジャッキーステーキハウス HP

ステーキハウス88 HP

パブラウンジ・エメラルド 食べログ

やっぱりステーキ HP

 

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