グルメ
沖縄おやつの定番ヒラヤーチー

ヒラヤーチーを知っていますか? もしかしたらまだ一度も食べたことがないという方が多いかもしれません。沖縄のソウルフードの中では目立たない存在ではありますが、地元ではよく食べられている気軽なおやつなんですよ。
ヒラヤーチーってなに?
ヒラヤーチーは沖縄県の家庭料理で、ヒラ(平たく)ヤーチー(焼いたもの)という意味。小麦粉に水または出汁を加えた生地に、ニラやネギ、ツナ、にんじん、紅しょうがなどを入れて薄く焼いたものです。見た目は韓国料理のチヂミに似ていますが、ヒラヤーチーはより素朴な風味です。具材は1~2種類で作ることが多く、食べるときはお好み焼きのようにソースをかけたりしょうゆにつけて食べたりします。
沖縄には、サーターアンダギーやポーポーなどの小麦粉を使ったおやつがあります。これらはおやつとしてのみ食べられるますが、ヒラヤーチーはお酒のおつまみにもなります。居酒屋にもメニューにあるほどで、ソースや七味、かつおぶしなどをかけたものが提供されているんですよ。
ヒラヤーチーの作り方
【材料】(2枚分)
小麦粉 50g/水 60cc/ニラ 30g/塩 少々
【作り方】
1.ニラを3~4cmに切っておく。
2.ボウルに小麦粉と水を入れて混ぜる。
3.ニラと塩を入れてざっくり混ぜる。
4.油を引いたフライパンに、生地の1/2量を入れる。お玉の底で生地を広げるようにする。
5.焼き目がついたらひっくりかえし、裏も同様に焼き目がつくまで焼く。
6.ソース、またはマヨネーズとかつおぶしをかけて食べる。
※生地は粉っぽさがなくなるまで混ぜればOK。混ぜすぎると焼き上がりがかたくなってしまうので注意します。
ヒラヤーチーのアレンジレシピ
【粉】
お好み焼き用の粉を使ってもOK。
【水】
水を冷ました出汁に変えてもOK!より深みのある味わいになります。または、材料の水に顆粒出汁を小さじ1/2加える方法もおすすめです。出汁を加えると一気に沖縄風になりますよ!
【具材】
中に入れる具材は、ちくわとネギ、薄く切ったウインナー、スパム、もずくと玉ねぎ、ツナ缶(油を切ったもの)などアレンジ自由です。もずくと玉ねぎの場合は、フライパンに引く油を多めにして揚げ焼きのようにするとふわっと仕上がります。
【ソース】
・ソースは、ウスターソースでもとんかつソースでも。好みにあわせてかまいません。
・しょうゆとからし、マヨネーズと一味唐辛子、ぽん酢、シークヮーサー果汁+オイスターソース+しょうゆなどもおすすめ! 自由にアレンジしてみてくださいね。
お土産におすすめ!ヒラヤーチーミックス粉
自宅で粉の配合をするのは面倒という方は、スーパーで買える「ヒラヤーチーミックス粉」をお土産にどうぞ! 水や卵、具材を加えるだけでヒラヤーチーが作れます。水の量などを調整することで、「もっちり」「ふんわり」「しっとり」の食感が違うヒラヤーチーが作れる製品もありますよ。
沖縄製粉 商品ページ
シンプルで素朴な風味が魅力のヒラヤーチー。ぜひ味わってみてくださいね!
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