グルメ
りんごカフェ|お餅のとけし

スイーツ巡り 其の1
スイーツ男子なるワードも一般的になった時代ですが、甘いものって、性別問わずに昔から大好きなものだと思うんです。甘党、辛党ってというジャンル分けもありますが、サキジョーグー(お酒好き)でもウィスキーにはチョコレートって人も多いですしね。ワタシ? ワタシはお酒もスイーツも大好きな女子(女子という年齢ではないですが…)ですよ。グルメかって? グルメって主食のことを指すのかと思いますけど、それではないですね。逆に、このスイーツには、どのお酒が合うかなぁって考えてしまうほうなので。と、前置きが長くなってしまいましたが、今回のうろちょろオキナワのスイーツ巡りでは、マカロン・パリジャン、キュートな和スイーツをご紹介しましょうね。
瀬底島の隠れ家的なりんごカフェ
瀬底大橋を渡っている途中でいつも思うのが、今度は歩いて渡りたいなぁ…。でも、帰るときには、もう忘れてる。で、また、訪れたときに思い出す、その繰り返しなのですが。瀬底島も、昨年にヒルトンの大きなホテルがオープンして、ますます観光客が増えていくのでしょうね。
橋を渡りきって、道なりに約800メートル進んだところをUターンするような角度で右に曲がる道に入って行った先に「Ringo Café(りんごカフェ)」はあります。青空の下、フランス国旗に沖縄瓦屋根。一見すると、何を売っているお店?という不思議な感じですが、古民家を手作りで改装したお店は、とても落ち着きに包まれた空間となっています。宮城県から2016年に瀬底島に移ってオープン。既に5年が経つので、実は、ご存知の方も多いと思います。
環境と素材にこだわって、フランス出身シェフが作る常時20種類程度のマカロン・パリジャンとカヌレ、ブラウニーなどの焼き菓子は入り口すぐのショーケースに並べられ、その右手奥には寛ぎのイートインスペースが。瀬底ビーチに行く前に、サクッとした食感と濃厚なフレーバーでドライブの疲れを癒してはいかがでしょう。
余談ですが、ワタシは、Tanquerayのロックに塩ピスタチオか塩ずんだのコンビネーションが好きです💕
Ringo Cafe
沖縄県国頭郡本部町瀬底279
10:00〜17:00まで(売り切れ次第閉店もあります)
令和の茶屋のキュートな和スイーツ
北谷といったら?沖縄の観光スポットとして定番のアメリカンビレッジ!という人が圧倒的かと。もしくは、移住者に人気のエリアで、沖縄県のなかでも、とりわけアメリカ的なカラーが強い街なのかと思います。北谷町には米軍関係施設が4ヶ所、町の全面積の半分を占めているというのも影響しているのでしょうね。
アラハビーチ、北谷公園サンセットビーチ、さらに北に進んだ宮城海岸エリアの中に、昨年8月にオープンしたのが、和スイーツの「お餅のとけし」。70年ほど、お米を取り扱っている会社が新たにチャレンジしたお店だそうで、米粉を使用したシフォンで和スイーツを創作するなどのこだわりや和に合わせた特別ブレンドの珈琲などのこだわり感が素敵なお店です。
厳密には、大福やあんみつ、すあまなどに使われているのは「お餅」ではなく「求肥(ぎゅうひ)」というものです。粉状のもち米や白玉粉に、水飴または水や砂糖を入れ練り上げたもので、蒸したもち米をついて作る「お餅」とは似て非なるものなのです。冷めた時に硬くなるのが「お餅」で、「求肥」は冷めても柔らかいままです。ただ、作り方によって、同じ「求肥」でも食感を含めて色々と違いは生まれます。そこは、やはり、米を扱ってきたプロとしての経験が活かされているなぁ、と思う「とけし」さんの大福なのであります。
決して、オススメではないですが、レアチーズ大福にはキンキンに冷えた辛口のシャブリ、生チョコレート大福には神村酒造さんの暖流 古酒のソーダ割りが合っていると思います。あくまで、個人的な好みですが…
お餅のとけし
沖縄県中頭郡北谷町浜川204番地-1
TEL:098-989-1810
営業時間:11時 〜 19時
定休日:水曜日