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沖縄のお仕事事情

沖縄での仕事事情ってどうなの?

「沖縄で住んでみたいけど、仕事あるのかな…、給与低いって本当なのかな…」

沖縄移住を考えると、仕事のことがやっぱり気になりますよね。実際、私も沖縄移住する際に、仕事事情が気になり調べ上げました。そこで本記事では、その時のことを踏まえ、沖縄の仕事事情を解説します。沖縄移住を検討している方、ぜひ最後までご覧ください。

給与明細イメージ

給与

仕事を考えたときに一番気になるのは給与ですよね。まずは最低時給から。

最低時給/沖縄 792

沖縄の時給は都道府県の中で最下位です。予想通りという感じの人も多いのでは。

地域別最低賃金|厚生労働省

 

平均賃金

沖縄 251300

全国の中では低いほうですが、最下位ではないです。宮崎や秋田と比較すると、1万以上高い結果となっています。

令和元年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

 

求人数

有効求人倍率 0.9(令和2年の平均)

沖縄の有効求人倍率をみてみると、1倍以下でした。

全国的には少ないほうです。しかし、求職者1人つき1件近くの求人があるということなので、少なすぎるというわけではないです。

また、昨年はコロナの影響が大きかったようです。実際、一昨年は有効求人倍率が1倍以上でした。そのため、コロナが収束すれば、求人が増えることは期待できると思われます。

一般職業紹介状況|厚生労働省

ワークライフバランスのイメージ

働き方

沖縄のゆっくりとした雰囲気に憧れる人は多いですよね。

仕事ではどうなのか、具体的にみていきましょう。

1)服装

3月頃から11月までの暖かい時期は、柄の入ったシャツ、通称「かりゆしウェア」を着て仕事をするのがスタンダードです。業種によっては、スーツを着ている人もいますが、ほとんどの人がかりゆしウェア。実際、沖縄へ出張したときに私一人だけスーツだったので、恥ずかしかった思い出があります。

気候を踏まえたファッションである「かりゆしウェア」は快適ですので、クールビズで全国で取り入れても良いのでは、と思いますが。

2)時間感覚

南国は時間にルーズであるというイメージがあったりしますよね。確かに、沖縄には通称「ウチナータイム」が存在します。しかし、それはプライベートの話で、仕事は思いのほかきっちりしています。遅刻は遅刻なので、注意しましょう。

3)移動手段

移動は基本的に自動車です。なぜなら、ゆいレールは限られた範囲しか走っていないし、バスも頻繁に走っているわけではないからです。実際、私が出張したときもバスやモノレールがなく、タクシー移動を繰り返しました。そのため、かなりの交通費を払った記憶が

タクシーよりもレンタカーのほうが安かったりするので、移動が続くようであればレンタカーも検討しましょう。また、車社会なので、ラッシュアワーは渋滞がひどいです。車で移動するときはラッシュアワーも考慮して移動したほうが良いですね。

ジョブサーチのイメージ画像

沖縄での仕事探しのポイント

仕事の現状を知ったところで、次に気になるのは仕事を探す方法ですよね。

では、その探し方とポイントをみていきましょう。

1)仕事の探し方

沖縄での仕事の探し方は他県同様、求人サイトで探せます。沖縄県公式の移住サイトで求人サイトがまとめられていたので、こちらをご参考にどうぞ。

移住ガイド|沖縄島暮らし

2)仕事探しのポイント

他県でも同様ですが、中心部のほうが仕事は多いです。そのため、求人の数で考えるなら住居は市内にあったほうが便利です。また、沖縄も派遣会社が多いですから、登録することもおすすめです。

3)給与が高い企業もある

最低賃金や平均給与が他県よりも安い沖縄ですが、探せば給料が高いところもあります。例えば、老舗の大手企業や本社が本州にある企業、外国人相手の仕事は平均よりも高い給与の仕事があります。

4)リモートワークもあり

コロナによって生まれた新たな働き方であるリモートワークもあります。例えば、ITエンジニアなどは、働きながら沖縄の好きな場所に住むことも可能です。

引越イメージ画像

漠然と移住するのはNGか?

住みたい都道府県のアンケートにおいて上位に入ってくるのは、ビジネスと観光の要素が高い地域です。どのアンケートでも、沖縄は必ずといって良いほど、トップ5に入ります。京都や北海道も、同様な背景から上位に入っています。自分の好みやスタイルに合った環境で暮らせれば、とっても理想的ですよね。

しかし、そこで生活するためには糧が必要です。漠然と移住して、仕事を探すというのも、決してダメではありませんが、移住前に仕事を見つけておくか、沖縄で何をするかという方向性はきちんと持ってから移住するほうがベターだと思います。憧れだけで、東京や大阪に行っても、想像していたことと異なる現実に直面するのと同様に、きちんと準備されることをオススメします。

もちろん、若さを武器に沖縄に住むことだけを目的に、とにかく安い給与で頑張るというのもアリです。ただ、コロナが収束して、状況が落ち着いてから、始められることをオススメします。

次回は、沖縄の賃貸住宅事情を取り上げますので、そちらも、ぜひ、ご参考にされてみてください。

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